カミデのブログ

日夜、創作と修行、音楽製作にあけ暮れる、音楽家の生活

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美人はモテない?

 結論から先に書きます。美人はモテます。あたりまえです。「美人は意外にモテない」という記事をときどき見かけますが「大嘘」です。男性側から、あまり完璧すぎて誘いにくいという声があったり、自分が誘っても相手してくれなさそうで,,,という声、それでモテないと決めつけてしまってるんです。

 きれいなお姉さんたちは、「40代、バツイチの起業家とつきあってます−!」て、まともにいったら世間を敵に回しますから、「彼氏いませーん」とかいってたりするんですよ。ちゃんと心得てますよ。本気にしてはいけません!

 

 人は何でも自分の都合の良いように解釈する傾向があります。そしてそれを合理的な真実として自分を納得させてしまうところがあるんです。美人もモテない方が、あぁやっぱりみんな平等なんだと思って安心するんです。

 

 「頑張った自分へのご褒美」、最近、目にすることが少なくなりましたが、高級品を販売しているお店や通販でよく見かけます。買う方も「そうだね、よく頑張ったね」とかいって、ついつい買ってしまうんですよ。ほとんどの人が無駄遣いするのは本能的にいけないことだと思っていますので、こうやって無駄遣いを正当化するんですね。

 

 はなしをもとに戻しまして、じゃ、見た目はどれだけ大事かってことになるんですが、これはもう、最初に入ってくる情報が見た目なのですから、良いにこしたことはありませんよ。

  演奏家も見た目は大事ですよ。やっぱりイケメンのロッカーって格好いいじゃないですか!でもね、意表を突くのもこれ凄くインパクトあるんですよ。たとえば、「ちび、でぶ、はげ、そして汚い」の3拍子+1そろったおっちゃんが、ピアノ・ラウンジなんかでピアノの前に座ったら、たいがいのひとは吹き出すのを我慢するでしょう。で、いきなり「ショパンの英雄ポロネーズ」なんかを弾きだしたらどうですか、もう感動ものですよね。

 

 要するにこれは、逆転の発想ですね。「見た目」がイマイチなら、もうありえないくらいにスキルとのギャップを大きくして、自分の持っている凄いスキルを一気に披露するんですよ。

 

 そういえば昔、「刑事コロンボ」っていうTVドラマシリーズがありましたが、あれもそうですね。一見さえない刑事なので犯人は油断しているんですが、実はものすごく頭が切れて犯人をどんどん追い詰めていく。

 皆様おなじみの「水戸黄門」や「遠山の金さん」、素性を隠して最後に「えいやっ!」ですよ。水戸黄門なんて、ちょっと考えたら陰険ですよ、さんざんボケかましといて、相手をとことん追い込んどいて暴れたあげくに

「ここにおわすかたを、どなたこころえーる!」

ですからね。やられるほうからすりゃ、「もう冗談ぢゃない、とほほほ」ですよ。勧善懲悪、最後には「意外性」をおきまりの都合の良い真実にしてしまってますね。

 

 「美人はモテない」は、みんな一緒なんねっ^-^へへへっと安心させておいて恨みを買わないようにしていますし、「ぶさいくはピアノが下手」は、意外性を逆手にとって格好良く見せてますね。「越後のちりめん問屋の爺さん」は期待感を持たせつつ、おきまりのところに落として大衆に受け容れられています。

 

 人の先入観というものを利用してそこにストンと落とし込むか、意外性で人を惹きつけるか。

 

 ミュージシャン人気獲得戦略といたしましては、美人かイケメンの場合、とことん格好良くなって「でもモテないんっス」とかいって庶民に親しまれる、美人やイケメンでない場合は、すっげースキル獲得して、見た目は「ちりめん問屋の爺さん」のようになれということですよ。

 

 ということで、ボクも修行に励んで「ちりめん問屋の爺さん」を目指します!

 

 

 

5月13日、ピアノアルバム 2タイトル同時発売です!!!